A DAY IN BANGKOK。

バンコク生活用の備忘録

タイの物価、日本円

日本円が、ドル建てで139円。辛い。

 

朧げな私の記憶では、80円、なんてこともあったような。

 

もう十年くらい前かな、1ドルが108円になったときに、知り合いの機関投資家の方のアドバイスで、自分的には随分な額のドルを、日本円に両替したのです。今がチャンス、と言われました。有事の円買い、世界経済が不安定になれば、世界で信用されてる円が買われる、等々。

 

あれから、コロナ、戦争、色々ありましたが、日本円は。。。

 

どうなってんねん。金返せ。

 

まあもちろん投資は自己責任なので、損したのは私のせいなんですが、経済は難しいですねー、の一言で気持ちを切り替えていこうぜ。

 

私がタイに住み始めたのは、二千年。西暦ね。その頃と今と比べて、物価は大体、倍くらいかな。体感的に。倍以上に上がったものもあれば、それほど上がってないものもありますが、全体としての印象です。

 

タイバーツだって、ドルだってそう。物価があがったってことは、貨幣価値が下がったってことで、私のなけなしの貯金も、円以外でも実質的な価値はずーっと下がり続けてきたわけですね。

 

私がぼーっとしている間に。

 

YouTubeで、岡田としおという人が、一億円を相続した人の人生相談に応えていて、一億あれば15万ずつ毎月使ってもその人が75歳まで生きれるから、もうそうやって、ジタバタせずに静かに生きればいい、ってアドバイスしてました。

 

日本はインフレは起きないの?

 

インフレのタイでずっと生きてきて、私も周りも貧乏人ばかりの環境だというのもありますが、物価が上がっても、あるいは給料が上がっても、誰もなんとも思っていない。当たり前。そもそも、貯金がないのだから、給料上がって、物価上がったら、生活レベルは変わらず、人生も変わらず。これが、給料だけ上がったら、生活レベルが上がってハッピー、物価だけ上がったら、生活レベル下がって民衆暴動、みたいになるんだろうけど、この二十年、私の観測範囲では、なんだかんだで生活レベルは上がってるし、皆満足、悪くない治世だと、思ってるように見える。日本円の貯金の価値が目減して悲嘆に暮れている私を除いて。

 

月15000バーツもあれば十分な生活ができる、貯金取り崩していけば死ぬまで安泰、なんて言ってた日本人の先輩方も、皆、帰国するか死ぬかした。