A DAY IN BANGKOK。

バンコク生活用の備忘録

NETFLIX感想文。BREAKING BAD

思ってたよりも10倍くらい長かったけど、最初から最後まで飽きずに見れた。

展開がゆっくりで、とちゅうでわけがわからなくなって見返すみたいなこともなくて。でも間延びした感じでもなく、とてもいいテンポ。ドンパチとか派手なアクションも適度に、ホームドラマみたいな時間帯もあり、バランスが、とても、よい。登場人物の演技も味がありました。おいしかった。

 

先生、家族のため家族のため金を残さないと、と言ってますが、途中から完全にけだもの、突進するイノシシになっていく姿、あれは、リアル。死んだ魚の目をしながら高校の教師やってたおっさんが、息を吹き返すプロセス。

 

最後の、ピンクマンのエピローグみたいなやつで、先生が、お前は若いうちに、something specialなもの(しゃぶ屋)に出会えてラッキーだな、みたいなことをぼそっと言う回想シーンがあって、静かなダイナーから、なんもない南部の荒れ地みたいなとこをバックにこのセリフを言うのですが、泣けたなぁ。

 

先生が潜伏先から帰ってきて、嫁さんに会いにいくくだりも。息子には結局会わないとか、いちいち、完璧な、すばらしい、作品だと、思いました。