A DAY IN BANGKOK。

バンコク生活用の備忘録

2020年、タイの国鉄、南線。

バンコク発すらーたにー行の、スペシャルエクスプレスで、ちゅんぽーんへ。

二度と乗ることはない気もするけど、いろいろ発見があったので、備忘のため記す。

結論からいうと、バスのほうがよかった。ちゃんと遅れたし、思ったよりも席が狭かったのと運悪く隣がずっと埋まっていたし(隣がいなかったらまあぎりぎり許容範囲か)、電車が古くて音がけっこうやかましくて、10時間はさすがにしんどかったー。バスだと六時間七時間だし、最近のVIPのバスは広々としてトイレもあるし。

前日。

ネットで予約をする。タイ国鉄のサイトから。

  • モバイル用のサイトもなく、小さい文字を拡大しながらの作業。データベースが不安定なようで、日時、目的地を指定して検索しても、ヒットするかしないかは運しだい。一度検索して残り座席ゼロとか表示されても、あきらめてはいけませんよ。

  • 座席選択もできたようす。面倒なのでしなかったが、しておけばよかった。
  • 支払いはクレジットカード払い。500バーツちょいの値段だったが、手数料はそんなにかからなかったはず。
  • 支払いが済んだらすぐにメールでチケットが送られてくる。
  • モバイル用のサイトがない。小さい文字を拡大しながらがんばった。
  • 「プリントアウト必須」の記載があったが、実際は車内でスマホ画面を見せるだけでオッケーだった。

ほあらんぽーん駅

  • 出発時間はちゃんと守られた。出発時間十分前くらいにアナウンスがあって、指定されたホームに向かう。
  • 朝八時だが、フードコートもコンビニもコーヒーショップも全部オープン。フードコートで食ったかおむーでーんがまずくなかったのが意外だった。
  • 列車に乗るときに、乗務員にチケットを見せる。

スペシャルエクスプレスの車内

  • 朝一で南へ向かう列車はこれしかない。
  • 三両編成。全席指定で、座席のみ。エアコン。かなり寒かった。朝は特に。
  • クッションはまあまあ。直角木の椅子とかではない。ただすこし狭い。
  • 各車両に、乗務員のお姉さんが一人、鉄道警察が一人、そうじのおじさんが一人常駐している。改札はこの警察官が行う。
  • 驚くことに食事つきだった。11時くらいに、真空パックされた魚カレー、チキンの煮物、そして白米、ブドウ。不味くない。有名メーカーのぷんぷい製。
  • 朝一で飲み物も。コーヒー、オレンジジュース、コーラとかから選べた。クッキーも。
  • 車両の一番前と後ろと、真ん中の敷居みたいなのの前に、電源用のコンセントがある。向かって右側。この近くに席を取っておけば、ずっとパソコンも使えたのに。
  • 途中で掃除のおじさんが、くいてぃあおとかおかしの予約販売をしてくれる。「ぺっぶりー駅でおかしとかくいてぃあおいりませんかー」って。で、その駅に着いたらおじさんが受け取って、客に届ける。くいてぃあお20バーツだった。でも無料の飯も出るから、いらんよね。
  • もちろんトイレもあります。和式の昭和鉄道トイレ。
  • 大きな荷物も置くところあり。長距離仕様なんだね。

運行 

  • 予定では六時間だったが、十時間近くかかりました。だれもが当然のように遅延を受け入れていた。
  • 席は六割くらい埋まってた。
  • バンコクからの場合は、別にほあらんぽーんから乗らなくてもいいよね。ばーんすーとかのほうが便利かも。ばーんすーはもーちっとのすぐそばやんか。
  • はじめの五時間くらいは自転車並みのスピード。列車の性能がこんなのかなと思ってたら、突然100キロ近くで走り出したりする。たぶん前が詰まってるとかそういう理由なんだろうな。
  • 乗務員のお姉さんが、降りる駅を教えてくれる。その車両にこの駅で降りる人がいるかは乗客名簿で把握しているようだ。
  • 一度、おねえさんが伝え忘れて、乗り過ごした客が二人ほど。で、どうしたかというと、駅を過ぎて一キロくらい走った何もないところで電車が止まって、そこで二人を降ろしてた。